よく噛んで健康に

秋を迎えておいしい食べ物が増えてきましたが、みなさんは食べるときに(噛む)ことを意識していますか?
噛むことは体に様々な影響を与えます。例えば、脳の血流が良くなり脳が活性化し、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぎます。また、噛むことで唾液の分泌量が増え、消化・吸収を助け、細菌や発ガン性物質を減らす効果があります。よく噛んで食事をするには工夫が必要です。そこで3つのポイントを紹介します
よく噛むための3つのポイント
歯ごたえのある食材をえらぶ
硬いだけではなく小さくかみきるために何度も噛む必要がある物を選ぶ。筋繊維がしっかりした肉類、繊維質の多い野菜など。
食材の例
牛肉、豚肉、イカ、タコ、ニンジン、レンコン、シメジ、干しシイタケなど。
調理の方法
☆食材を大きめに切る。
☆野菜は加熱するとやわらかくなるので生野菜とくみあわせる。
食べるときには
☆一口で30回または30秒以上噛む。
☆飲み物などで流し込まない。
☆背中が丸まるときちんと噛めないことがあるので、背筋を伸ばす。